恋人と別れる時に少しでも自分のことを長く覚えておいて欲しいとか、引きずってほしいという感情は誰でもあることですが、それをわざわざ口にする人は少ないでしょう。
相手をキープしておきたいとか、単純に今後復縁したいという気持ち、あるいは復讐心からそう思う人もいるでしょう。
そこで今回は恋人になるべく未練を残させて別れる方法についてご紹介します。
逆に、未練を残させたくないという場合も参考になるかと思います。
目次
別れるまでまだ時間がある場合
理由はどうあれ、恋人に未練を残させるには時間をかけるのが有効的です。
まだ、別れるまである程度時間が残されている場合、例えば相手が浮気をしていそうとか、自分が2番目として付き合っている人は自分で別れるタイミングを操作できるので有利です。
こういった場合は「サイガルニック効果」「ピークエンドセオリー」を使っていきます。
- サイガルニック効果:物事を途中であえて終わらせることで最後まで終わらせたいという欲求を刺激する効果のこと。
- ピークエンドセオリー:終わりの印象が強く残るという説。
【具体例】
別れる約1ヶ月ほど前から彼氏、あるいは彼女に対して出来る限りこちらがおもてなしをします。
例えば、普段相手の意見をあまり聞かない人なら、相手の意見を尊重し、どこに行きたいのか・何をしたいのかを聞いてあげる。
相手の欲求を出来るだけ満たすことで別れるまでの1ヶ月間のあなたの印象を良くします。
これはピークエンドの法則を十分に発揮させるために、終わりの印象を良くするのが目的です。
嫌なことでも喧嘩をせずになるべく相手の意見を聞き、行動するように心掛けてください。
別れる時はなるべく綺麗に別れることを目指します。
良くあるのが喧嘩別れしてしまったとか、相手を傷つけるような別れ方ですが、これでは印象が最悪で未練を残しずらくなってしまいます。
そのため、別れる時は今まで付き合ってくれたことへの感謝の気持ちを伝え、「楽しかった」「幸せだった」というプラスの言葉を使うようにしましょう。
ここまで出来ればピークエンドの法則としては完璧。
サイガルニック効果を上手く使うには、突然、なんの前触れもなくいきなり別れを切り出すことです。
そして、「別れる理由」をあえて相手には伝えずに別れることが出来ればいつまでも未練を残すような別れ方の完成です。
相手としては「なぜ別れるのか」を明確にされていないため、その理由を考えに考えるでしょう。
当然考えている間は未練が残りますし、明確な答えを言われていないため気になってしまいます。(サイガルニック効果)
また、最後の1ヶ月良い印象しか与えていなかったため、あなたに対して悪い印象はほとんど持たず、長い間いつまでも引きずってしまいます。
思い返してみると、実際に私が未練を感じているような相手も「良い印象」で「別れる理由も明確になっていない」人だったので、効果は高いように感じます。
別れる直前の場合
もう別れるのが時間の問題のような切羽詰まった状況だと、こういった効果を上手く使うことはできません。
しかし、だからと言って適当な別れ方をしてしまうと未練を残させることはまずできませんし、復縁する可能性も限りなく低いでしょう。
別れる原因を取り除く
この段階だと別れそうになっている原因についてある程度明確になっているので、それを一時的でも良いので取り除くようにしましょう。
これは別に本当に改善する必要はありません。
例えば、自分がわがまますぎるのであれば、わがままを一切言わないようにするとか、相手の浮気が原因なら相手を攻めるのではなく、自分にも非があったと認めてみましょう。
もちろん表面上で構いません。
原因を一時的にでも取り除くことが出来たのであれば、相手としては別れる理由がなくなります。
それを逆手に取ってこちらから別れを切り出すことで未練を残し、相手に会心させて復縁させるというのが目的です。
罪悪感を与える
相手から別れを切り出されそうなときに有効な方法です。
誰しも別れる際には多少なりとも申し訳なさを感じますが、罪悪感を強くするには弱っているところを見せるのが効果的です。
別れを切り出されたら演技でもいいので「別れたくない」と伝えてください。この時涙を流したり絶望している表情を見せると相手の罪悪感をより強くすることができます。
最終的に別れる判断を恋人が下したら「今までいろいろ迷惑かけちゃってごめんね。一緒にいて楽しかった、ありがとう」と伝えてください。
こうすることであなたと過ごした良い思い出を思い出させることができるとともに罪悪感を与えることができます。
⇒すぐに別れると言う彼氏や彼女の心理とその口癖をやめさせる3つの方法
別れるときに絶対やってはいけないこと
未練を残させたいのであれば心に訴えかける必要があり、あなたを忘れられない存在にする必要があります。
1.喧嘩別れ
これが一番最悪な別れ方です。
ピークエンドセオリーの法則があるので最後の印象を悪くしてしまうと「別れて良かった」という印象しか残りません。
あなたに良い面があったとしても喧嘩別れの印象が強すぎてすぐに気持ちを切り替えられてしまいます。
2.しつこくしすぎること
情に訴えかけるために多少すがりつくのは効果的ですが、あまりにもやりすぎると可哀そうという感情よりも「うざい」という感情が強くなるので逆効果です。
それこそ別れてからもしつこく連絡を取ろうとしたり、ストーカーになったら恐怖心しか感じませんからね。
3.無感情で対応してしまうこと
本当は別れたくないのにあえて冷静に対応する人は多いと思いますが、こうすることで「好きじゃなかった」という印象を与えてしまいます。
もし相手に好きという感情があって、耐えられない部分があるから別れるという流れだったら効果はありますが、冷めてしまっている相手に無感情で対応しても意味はありません。
まとめ
「色々あったけど、なんだかんだで幸せだった、ありがとう」こういった前向きな別れ方をすると相手に未練を残すことが出来る可能性が高まります。
喧嘩別れをしてしまうと、一時的には思い返すことも多いでしょうけど、結果的に別れてよかったと思ってしまうので、未練を残すことはできません。
未練を残すにはあなたと付き合っていた時が良かったと思わせることが大切です。
今現在、別れそうな人、未練を残したいという相手がいる場合には有効な方法なのでぜひ試してみてください。
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